照らす僕らの旅路 冴ゆる星
夢うつつ溺れてた 雲はらって
今宵僕らは進んでった
青い光 一縷の願い
透明世界 水彩のかけら
鏡写しの線と光
気づいた頃にはもう無いって分かってる
切り裂く天ノ翠玉流星
目を閉じてほら 胸が刻んだ
夜風のワルツ 目が覚めた藍
埋めた点と隙間 雨がやんだ
君に見つけてほしい 夢が覚めて
今夜叶えて振り向いて
「ねぇ、今夜星を見に行こう!
何年かに一度のたっくさんの星が見える日なんだって!」
そう言いながら、僕らはこっそりと近くの丘までかけだした。
澄んだ青と白の吐息。
あの日は街灯も月明かりも、何もかも僕らは透明だった。
満天の星と数えきれない程の流星群。
今夜は一人で丘を見上げている。
気づいた時は遅いって繰り返してる
それが私が望む願い事
見上げた宙に思いを願うんだ
切り裂く天ノ翠玉流星
目を開けてほら 胸に刻んだ
魔法が溶ける 零時のお告げ