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イングリッド(Ingrid)はカプコン制作の格闘ゲーム《カプコン ファイティング ジャム》と《ストリートファイターシリーズ》の登場キャラクター。
キャラクターの経歴
初期
- 元々は2003年の3D対戦格闘ゲーム『カプコン ファイティング オールスターズ』のためにデザインされた4人のオリジナルキャラクターの1人だったが、開発中止により登場の機会を失い、代わりに様々な関連商品の形で登場することとなった。
- 2004年10月8日、2D対戦格闘ゲーム『カプコン ファイティング ジャム』の発売後、ついに正式なゲームキャラクターとして登場を果たし、本作唯一のオリジナルキャラクターとなった。
- 髪飾りは古のスペイン貴族を参考にしている。
- プレイヤーがコンティニューせず、超必殺技で2回フィニッシュすると、第3ステージ終了後に隠しボスとして乱入する。テーマ曲は久保麻衣子が歌う『陽炎』(Heat Haze)。
- 個別のエンディングでは、宇宙魔王パイロンをあっさりと倒している。
- ストーリー上の誇張された表現力とは裏腹に、キャラクター性能は最低ランクで、大規模な大会ではほとんど使用されない。
- 2006年1月19日、PSP専用ソフトの『ストリートファイターZERO3↑↑』に参戦し、ストリートファイターシリーズの一員となった。シリーズの大規模な大会には縁がないものの、知名度をさらに高めることとなった。
- 個別ストーリー第5戦、殺意の波動に目覚めたリュウをあっさりと元に戻し、今後もリュウの動向を観察し続けると告げる。
- 個別ストーリー第9戦、命を懸けてベガを止めようとするローズをあっさりと退ける。ローズは他人の正体、内心、運命を一目で見抜くことができるが、イングリッドからは何の情報も読み取ることができなかった。
- 個別ストーリー第10戦、悪の首領ベガをあっさりと倒し、ベガのことを自分の力の一部を盗用したに過ぎない恥知らずな泥棒と呼ぶ。エンディングでは、彼女が時空を自由に越えられることが示されている。
- 2012年の『ストリートファイター X 鉄拳』では、ゲーム本編にはイングリッドに関する要素は一切登場しないものの、公式ライセンスを受けたUDONが手掛けた欧米限定の短編前日譚コミックにおいて、彼女こそがパンドラの箱を地球に送り込み、一連の騒乱を引き起こした張本人として描かれている。
- しかし、これはUDON独自の独自設定に過ぎず、イングリッド本人やゲーム本編に関する議論に含めるべきではないという見方もある。各作品におけるイングリッドは、奔放な性格ではあるものの、いずれも混乱を鎮めることを職務としており、自ら騒乱を引き起こすことはない。
- 2015年11月12日バンダイナムコのSRPG『PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD』にソロユニットとして登場。とせがた三四郎と同様に、多くの第四の壁を突破する発言がある。
- 2018年『ストリートファイターV』イングリッドの姿をモチーフにした神月かりん用コスチューム。しかし、当然ながらプレイヤーやキャラクターの能力が強化されるわけではない
- 2025年5月16日発売の『カプコン ファイティング コレクション 2』には、『カプコン ファイティング ジャム』と、イングリッドが含まれていない2001年3月稼働のアーケード版『ストリートファイターZERO3↑』が収録されている。その後、2025年8月7日のアップデートにより、『ストリートファイターZERO3↑』にPSP版のイングリッドが追加された。
ストリートファイター6
- 2026年春に『ストリートファイター6』シーズン3のDLC追加キャラクターとして登場し、ついにストリートファイターシリーズの大型大会に参戦できるようになった。
エピソード
- 多くの萌え系年上キャラクターとは異なり、イングリッドは年寄り扱いされることを基本的に忌み嫌わず、むしろ年長者風を吹かせることを好む。
- 『CFJ』でのレオ、『ZERO3↑↑』でのブランカに対して明らかに興味を示しており、野生動物が好きなようである。
日本のネット上では、正体はオロ。オロとの共通点として、最強かつ浮世離れしていること、台詞が似ていること、冗談や年長者風を吹かせることを好むこと、甘いものや野生動物が好きなこと、退屈や電磁波を嫌うこと、一方的に注目していることなどが挙げられる。リュウなど、格闘ゲームにおいて同時に使用可能になったことは一度もない。
- ストーリー上の描写があまりにも誇張されているため、一部のプレイヤーからはストリートファイターの正史におけるキャラクターとは見なせない、あるいはせいぜい乱入ゲスト的なお遊び要素としてのキャラクターであり、さもなくばストーリーのバランスを崩壊させる存在であると考えられている。
- 一部のプレイヤーからは、カプコン本尊
(キャプテンコマンドー:「私こそが本物なのに!」)。しかし実際には、ディレクターの田辺豊寿氏やキャラクターデザインの北千里氏を含め、『CFAS』のメインスタッフの多くは元SNKの社員である。
- 北千里氏は2012年12月17日に発売された画集『ストリートファイター アートワークス 覇』において、イングリッドは当時「実はかなりの高齢」という前提でキャラクターデザインを行ったと述べている。
- 田辺豊寿氏は2016年9月23日のインタビューの中で、自身の個人設定では80歳を超えていると語っている。(『スト5 & 6』ディレクターの中山貴之氏の反応:「思っていたよりずっと若いですね?」)
- 『CFAS』の設定画稿には暗黒形態、絵師たちの気まぐれによる非公式稿なのか、それとも元々シナリオに組み込む予定だった公式稿なのかは不明。もし後者であれば、シナリオ内で「暴走した後に2人のオリジナルチームメイトによって正気に戻される」といったエピソードがあったかもしれず、無敵の存在というわけではなかった。
- 『CFJ』ではミッドナイトブリスによって魔法少女のような姿に変身させられる。『ZERO3↑↑』ではLv3スーパーコンボで勝利した際の勝利ポーズとなっている。
魔法少女版イングリッド
外部リンク