私達が巡り逢った春の采
それわ未知の冒険への振り出し
みんな別の芽を持つ六人の運命
一体となって転がり始めた日
独り自分を見つめる度どこかでは
憂いていた己の弱さに出会い
醒める度に向かい合えたあなた達だけは
分かっていた私の強さに出会う
朝を越えて迎える夜に
夜を越えて迎える朝に
聴いていたのは薔薇の葉の言葉
青春を越える 夏の始まり向かって
勇気を持って 挑み続けて辿り着かせた
朋の情熱と 共鳴をしての開花
それは一文字の風となって
迷いを晴らす燈火となって
オレンジに照らす鼓舞曲となって
その魂を護る騎士となって
千の海を臨める舵となって
高める意味は光采となって
星々点るその場所で
遊戯を以って 光を浴びて互い繋いだ
各の情熱の 結実としての凱歌
手放しの運命はいつも思い通り転がらない
笑えなくなる日がいつか待ってるかもしれない
だからこそ私達はみんなを見失わない
たとえば奇跡のような幸運が不意に訪れても
運んでくれた何かがきっとそこにはあるはずなんだ
だから一人一人違った思いを持ち寄っては
共に分かち合いたいと思うんだよ
それぞれ違った心で同じ期待を解り合い綴る
それぞれ誓った所へ同じ時代を語り合い進む
それが六本薔薇の言葉
それが未知の冒険の理由
矜持を保って 希望を胸に闘い抜いた
友の情熱の 代弁としての賛歌
素晴らしい未来になるように
番号 壱 弐 参 肆 伍 陸