きらめく星の下 街に溶けたメロディ
聴こえた声の中 呼び覚まされたのは片想い
君が好きって言ってた曲全部
追いかけるように聴いた思い出は切なくて
大人げない夢の中 押し寄せた想いあふれて
わがままな心は抑えて 遠く忘れようとしてたんだ
あの頃の歌声が空に残る
地下鉄のリズムと 漏れ聴こえたメロディ
かすれた声の中 心をまたかき乱されて
「君のことが一番だ」なんてね
甘い歌ばかり胸にしまうのはできなくて
あの時の星空に 呑み込んだ「好き」の気持ちが
大切な君との時間は 遠く忘れようとしてたんだ
あの頃の後悔が空に残る
涙ながらに見上げた星は
君との最期もこんな夜空の景色だったな
きらめく空の下 思い出す君の姿
先立たれる前に君と 隣で笑えたのかな
霞む記憶の中残ってた
あの頃の歌声が空に響く