二人仲良く、暮らしているのにゃ~ にゃんにゃんにゃにゃんにゃん
「舞台上で見ると、さらにやばたんな衣装だね、ゆっきー!」
「十ちゃんがたくさん手伝ってくれたんだ。衣装も、とっても素敵だし」
「さかなの谷さ。危険が多い場所だ、仲間が必要だろう」
「よーし!にゃかまを集めて、さかにゃの谷へ、冒険に出発にゃ!」
屋敷に仕える兄弟ネコにゃ~ にゃんにゃんにゃにゃんにゃん
「待つのである。これ以上、やつらの好きにはさせにゃい」
「よーし、にゃかまを加えて、さかにゃの谷へ向かうのにゃ!」
「二人ともやっぱすげー。自然と芝居が引っ張られる」
「アンタこそ主役より脇役のほうが向いてんじゃない?」
「今日はその生意気を許してやる。お前らは好きにやれ」
「にぼし、にゃるほどにゃるほど、我輩わかったのである」
「にぼしね、にぼし。にぼしというのは、これのことであろう?」
「こけし!ミケ!それ、にぼしじゃなくてこけしだよ!にぼしだって」
「こぶし!それ、こぶしだよ、こぶしで殴ってくるな!に・ぼ・し!!」
「にぼし、タマ!あれのことじゃないかにゃ?せーの!」
「わっしょい!わっしょい!わっしょい!わっしょい!」
「ネコジャラシ!もう、だいぶ前から『し』しか合ってないから!」
「まったく、みんなしょうがないにゃ。ボクが探してくるにゃ」
「見つけたのか、シロ!」「いい匂いだにゃ~。にぃぼし見つけたにゃ~」
こうなったら一人でも、にぃぼしを探しに行くしかにゃい。
「やったにゃ!やればできるのにゃ!クロに褒めてもらうにゃ!」
「それじゃいつまでたってもボクはクロのお荷物のままにゃ」
「離さにゃい!お前が落ちたら俺は誰のためにエサを取ってくるんだ!」
「まさか崖のにぼしを取りに行けるネコがいるとはにゃあ」
「突き落とされたくにゃかったら、おとにゃしくそのにぼしを渡しにゃ」
「もういいだろ。お前はあの悪ネコたちも飛べなかった崖を飛んだんだ。
「力を合わせると、想像できないところまで来られる」